採血

訪問看護師として仕事をしよう

採血

血液検査では、血液に含まれる様々な成分の状態から、白血病や貧血、生活習慣病などの病気が発見できたり、現在の体の状態を知ることができたりします。
それによって、診断や治療の手助けとなることもあるのです。
血液検査をするには、採血が必要です。
訪問看護師も、在宅の療養者に対して、採血を行うこともあります。

採血では、危険が伴うこともあります。
感染や針刺し事故など、療養者だけでなく、訪問看護師自身も、一歩間違えれば危険な目に合ってしまうのです。
そのため、正しい方法で、安全に行うことが大切です。
それによって、療養者の苦痛を軽減できたり、より正確な検体を採取したりすることもできます。

採血の手順では、まずは、駆血帯を巻いて採血する部分を探し、見つかったら消毒します。
指を握って軽く力を握ったり、末梢から中枢に向かってマッサージしたりすると、採血しやすい部分を見つけやすくなります。
針を刺す場所が決まったら、素早く刺します。
注射針を刺したら、しびれなどがないことを確認してから、針をしっかり固定して採血を行います。
採血できたら、駆血帯を外して、手に力を入れてもらっていた場合には、力を抜いてもらいます。
その後で注射針を抜き、止血するまでアルコール綿で圧迫します。
止血ができれば、再出血に備えて絆創膏で固定して、採血は終了です。
使用済みの注射針や検体などを、正しく処理します。

このような採血では、駆血帯を巻いてからは、できるだけ素早く行うことが大切です。
これによって、療養者の苦痛を軽減できるだけでなく、より正確な検体を採取することができます。
採血が苦手な看護師も多いようですが、採血が上手になるには、正しい手順を守って、経験を積んでいくしかないようです。
訪問看護師の場合には、一人で行うことも多いため、採血が苦手だからと言って、他の看護師に代わってもらうということも難しいので、訪問看護師になる前に、採血も十分に経験しておくと安心です。