訪問看護師は経験が重要

訪問看護師として仕事をしよう

訪問看護師は経験が重要

訪問看護師の業務の1つである点滴や注射などには、危険が伴うこともあります。
注射針が間違ったところに刺さったまま、注射や点滴を続ければ、神経を損傷したり、時には命に係わる一大事になってしまったりすることもあります。
また、使用する薬を間違って投与してしまって、患者が死亡してしまったという医療ミスもないわけではありません。
正しい薬を使用していた場合でも、体調によっては、副作用が出るなどして、容態を悪化させてしまうこともあります。
この他にも、訪問看護師は、様々な医療措置を行いますが、中には、このようなリスクのあるものもあるのです。
医療措置は、全ては医師の指示に基づいて行いますが、訪問看護では、医師は近くにいないため、すぐに医師の助けを得ることはできないのです。

訪問看護の現場では、このようなミスを防いだり、リスクを減らしたりするために、療養者の異変にすぐに気づいたり、ミスをできるだけ防いだりするノウハウが求められます。
そうしたノウハウは、経験によって得られることがほとんどです。
さらには、在宅で療養を続けていると、時には、緊急を要する場面が出てくることもあります。
訪問看護師がその場にいた場合には、早急に判断を下して対応しなければならないことはもちろんですが、いない場合でも、家族や介護士から、指示を求められることもあります。

訪問看護では、医師は近くにいないため、訪問看護師が判断を下さなければならないということも多いのです。
素早く適切な判断を下すためには、臨床の現場で積み上げてきた経験が、必要不可欠なものとなります。
このように、医師のいない訪問看護の現場で働く訪問看護師にとって、現場での経験は、とても重要なものとなっています。
どうしても、知識やスキルだけでは補いきれないものもあるのです。
そのため転職の際には、臨床経験3年以上など、看護の現場での経験年数を求める訪問看護ステーションもあります。